(すぎかわうんりゅうし)
杉皮の粗い繊維を大胆にすいたのが杉皮雲竜紙です。
初代・遠見周作が当時つくっていた杉皮紙はこの形の和紙でした。
粗い繊維が絡み合い、身を寄せて張りつくようような姿。荒々しくも、大地に似た自然な風合いの和紙は陶芸家バーナード・リーチをも魅了しました。
いま現在、杉皮紙は他の和紙産地でもつくられるようになりましたが
この力強い質感は能登仁行和紙だけです。
杉皮の粗さの具合や、入る量、繊維の絡まり方で表情が変わります。
とても厚手で、硬い紙です。
そのまま絵のように壁に飾っても迫力があって素敵ですし、小さなサイズにして敷物やコースターとして使うこともできます。
時間の経過とともに風化してより自然な形に変化するのも魅力です。
能登仁行和紙
(のとにぎょうわし)
〒929-2367
石川県輪島市三井町仁行袋前
(tel+fax) 0768-26-1314
nigyouwashi@gmail.com
お問い合わせ