みょうがの葉からつくった和紙です。
唯一みょうが紙だけが、原料を作るときに煮ずにそのままの形で使います。
みょうがの葉が生い茂る夏に、葉を刈り取り、小さくカットします。
そこから葉をローラーで潰して繊維をやわらかくし、白の原料と混ぜ合わせ紙を漉きます。
天然の緑色はやさしい色合いで、原料を煮ないことから葉のあおい香りも残ります。みょうが雲竜紙は葉を敷きつめたような爽やかな和紙です。
自然のままの原料なので、時が経つと共に落ち着いた色に変化していきます。
長くたのしめる一枚です。
能登仁行和紙
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