自然ゆたかな場所へ行くと心が落ちつきます。
深呼吸して、日をたくさん浴びて、時間も忘れ身も心もリラックスする。
人間も自然へかえるような居心地のよさがあるのかもしれません。
人は日々生活する住空間に自然のものを取り入れてきました。
日本では昔から木造の家を建て、部屋には土壁、和紙の障子やふすまで間仕切りし、床には畳を敷く。現代の住宅でも窓から外の景色を切り取ったり、お花や観葉植物を部屋に飾ることもそのひとつだと思います。
つくりものではない、自然のものが一つでもあると落ち着く。人工物が圧倒的に増えた今、特に感じることです。
和紙の壁紙はあまり馴染みのないものかもしれません。ですが、部屋の大部分を占める壁の素材はとても重要です。
一般的な住宅の壁にはビニールクロスが使われていることが多く、デザインが豊富で安価というメリットがある一方、通気性や調湿機能がないというデメリットもあります。
和紙は自然由来のものです。通気性、調湿機能があるだけでなく、素材のもつやわらかな表情は空間全体にあたたかさを加えます。私たち能登仁行和紙の壁紙は特に素材感が強く、自然の中にいるように感じられます。
基本的にどの和紙でも壁紙として使うことができます。
その中でも壁紙として需要が高いのは、杉皮紙、土入り紙、葦紙です。
杉皮紙は紙なのに木の風合いを感じる壁紙です。5色のカラーバリエーションがあるのでお部屋の雰囲気に合わせて色を選べることも好まれる理由のひとつです。
土入り紙はシンプルな見た目ですが、マットな質感と土の素材感で大地に包まれるような落ち着く空間になります。入れる土によって色が異なるので、お部屋に合わせて選ぶことができます。
葦紙は天然の黄色と素材感が人気のひみつです。
葦の節が紙全体に入っているので表情があり、落ち着いた色味の黄色はお部屋を明るくします。あたたかな印象のお部屋になります。
~杉皮紙を壁一面(w3.6m×h2.4m)に施工する場合~
和紙は一枚の大きさが約98cm(0.98m)×62cm(0.62m)です。
単純計算で横4列×縦4段、計16枚和紙が必要です。
杉皮紙は一枚あたり800円(税別)なので
800円×16枚=12,800円+税
が和紙代となります。
※和紙の貼り方や建具の位置でも枚数は変わってきます。
能登仁行和紙
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